
PCオーディオを牽引する、Styleaudioが作るDDC
USB-DACをコンパクト化し、TCXOなどの高精度パーツと高い技術で開発した回路によってPCオーディオ、PC-Fiの先鞭をつけたStyleaudio。
CARAT-SAPPHIREで単体DACを製品化し、続いて待望のUSB部の単体化、USB-DDCを作り上げたのがCARAT-T2です。
パソコンで音楽を聴くということ。
PCサウンドと言われていたスタイルがPCオーディオという言葉に変わってきたのはStyleaudioの影響が少なくありません。
StyleaudioはCARAT-UD1でスタートして3年弱、日本は約1年遅れでスタートし、累計出荷台数は1万台を超えています。
これまでUSB接続によるオーディオ環境を想定した製品展開を行ってきましたが、Styleaudio社のフラッグシップとなるCARAT-SAPPHIREの発売でこれまでの枠を超え、PCオーディオのPCの枠を超えたハイエンドのレベルへ駆け上がってきています。
CARAT-SAPPHIREはUSB接続の機能を持たずに、「DACとしての音」を追求しました。
「USB接続の音」をStyleaudioが追求したらどうなるのか。
それに対するStyleaudioの答えが、CARAT-T2です。

CARAT-T2の入力はUSBのみ。
そして出力は、デジタルのみ。
CARAT-T2はStyleaudio初の単体デジタル→デジタル変換機、DDC専用機です。
デジタル出力は同軸、光、共に24Bit/96kHzにまで対応します。
そして、もう1つの特徴、同軸と光だけでなく、AES/EBU出力を搭載しています。
一般的なSPDIFだけではなく、レコーディングや業務用機器で使われるデジタル音声の規格です。

どうしてコンパクトな民生品であるStyleaudioのDDCで、AES/EBUに対応したのか。
それはこれまでのStyleaudio製品が、予想外にも音楽制作者、楽曲製作の現場でも使われており、「StyleaudioがUSB-DDCを作るならAES/EBUに対応してほしい」というリクエストに応えるためです。
CARAT-T2でも当初はAES/EBUの搭載は不可能と思われていましたが、開発エンジニアと生産ラインの協力で苦労の末に搭載が可能となりました。
CARAT-T2 +?
CARAT-T2はCARAT-SAPPHIREと組み合わせて、USB-DDC+DACとして使う事はもちろん可能ですが、元々一緒に使うために企画した製品ではありません。
CARAT-SAPPHIREはハイエンドDACのコンパクト化を目指し、CARAT-T2はSAPPHIREを含めハイエンドDACを既に所有している方へ、既存の機器をそのままPC-Fi環境とするべく企画したDDCです。
AES/EBU(デジタルバランス)出力
CARAT-T2はAES/EBU、デジタルバランス出力が可能です。
AES/EBUはレコーディングや放送の現場など、業務用機器やハイエンドオーディオ製品で使われる信頼性の高い規格です。
業務用途や高額な据え置き用ハイエンドDACのユーザーがUSB接続を行いたい際、USB入力を求めるがゆえにメインのDACを交換しなければならないというのは難しい選択です。業務の現場ではDACの変更はできないという場合もあるでしょう。
業務用機器やハイエンドDACの環境にCARAT-T2を加えれば、DACはそのままにUSB入力、そしてAES/EBUにて接続も可能となり、ハイエンドなPC-Fiシステムとして活用できます。

USB-DAC、そしてDACを開発し普及させ、PCオーディオ、PC-Fiの先導者とも言えるStyleaudioが、創造したDDC、Digital to Digital ConvertorがCARAT-T2です。
CARAT-T2はオーディオ用DDCとしての基本構成をベースとしながらも、USB専用デジタル・シグナル・アイソレーターデバイスを搭載しています。
信号の入力時、そして更にUSB電源部にも搭載しており、 パソコンの動作状況、電源環境、そしてパソコン自体による差違らによる音質への影響を取り除きます。
CARAT-SAPPHIREにも採用しているサイエンティフィックコンバージョン社の最高グレードのデジタルオーディオトランスフォーマーをT2にも採用しました。
光端子は東芝製、AES/EBU端子はスイッチクラフト製と入り口から出口まで、信頼あるパーツで緻密に構成されています。

独立した2つのUSB専用アイソレーター(Isolator)
CARAT-T2には目的が異なる独立した2つのUSB専用アイソレーターが搭載されています。
1つはアナログ・デバイセズ社の独自技術であるiCouplerを採用したADuM4160。
絶対に間違いが許されない医療用USB機器で絶縁が必要な回路での仕様を目的に開発されたパーツです。
OS-CONと同じく、ホスピタルグレードの産業用パーツの品質の正確さと信頼性の高さで、CARAT-T2はオーディオに用いています。
もう1つはUSB電源専用アイソレーター、同じくアナログ・デバイセズ社の独自技術であるisoPowerを採用したADuM5000。
電圧調整を目的とした単純なレギュレーターとは違い、入力された電源を遮断した後、精密に均一化した電源を生成し出力します。
伝える信号を伝え、不要な要素は取り除く、音質に重要な処理は2つのアイソレーターを軸とした回路によって成り立っています。

2つのアイソレーターによってUSB電源でもハイエンドな音質を実現たCARAT-T2。
CARAT-SAPPHIREと同じく、その回路が載る基板は24Kで金メッキされ高い音質を維持し続けます。
CARAT-T2はStyleaudio製品なので、WIMA製コンデンサー、SANYOのOS-CON、シルバーマイカなども当然の様に用いられています。

より正確なデジタル信号による高音質化
同軸デジタルとAES/EBUは電気信号の波形でデジタル信号をやり取りします。デジタルなら音が全く同じという事はなく、信号の波形の正確さがデジタル音質の良否を決めるポイントの1つでもあります。
DACチップメーカーの多くはScientific Conversion社製のデジタルオーディオパルストランスフォーマーを推薦しています。
CARAT-T2はScientific Conversion社のラインナップの中でも最高グレードのパーツを採用し、徹底的に正しいデジタル波形の出力を求めた設計となっています。

※Styleaudio本社の試聴室。多くの高級オーディオ機と比較し、小型でも出きる限り音質で劣らない製品造りを行っています。