■著者大垣さなゑ■内容紹介藤原定家と後鳥羽院という、たぐい稀なる天稟と強烈な個性の出会いと別れ、そして恩讐と愛悪。巨大な価値変動の坩堝へと現実を圧し流す時間の氾濫のなかで、憂き身を投じる「虚構の器」としての三十一文字に、「不滅」を賭して挑んだ天与の詩人たちの軌跡を追う。■目次紅旗征戎非吾事;夕されば鶉鳴くなり;『新古今』世を治め民を和らぐる道;ただあらましの;みつの小嶋;隠岐の掾;風よりのちの;南朝北朝の撰者ともに京にありて;空にしめゆふ;まぼろしの「百人一首」〔ほか〕