台湾産ウイスキー
【上質な水がどれだけ確保できるかが重要】と言われるウイスキーの製造ですが、『KAVALAN』の蒸留所は甘味を含んだ上質な水で有名な台湾・宣蘭県員山(ぎらんけん いんざん)の雪山(せつざん)山脈のふもとにあります。
宣蘭は世界一のモルトウイスキーの産地であるスコットランド、スペイサイド地方より一年を通して気温が20度近く高い為、ウイスキーの成熟が早く進むと言うメリットも兼ね備えています。
北国で作られるイメージが強いウイスキーですが、これらの水・空気・熟成の早さを活かし『KAVALAN』は誕生しました。
宣蘭の先住民族からその名をとった『KAVALAN』は封を開けるとマンゴーをイメージする芳醇な香りが、ウイスキーを口に含むと果実のような甘い香りが広がります。
伝統的酒造技術と科学技術のコラボレーション
『KAVALAN』を製造した金車グループは従来コーヒーや乳酸飲料などでおなじみの老舗飲料メーカでした。
台湾で本格的なウイスキーを醸造するとなると、はじめは否定的な意見が大半でした。
しかし技術的な可能性を探ってスコットランド・日本を含む世界各地を訪れ、100種を超える世界の銘酒を評価した上で、国際的に有名なウイスキーの醸造技術者を研究開発チームに招聘し、その専門的知見と提案をもとに品質の安定と伝統工芸的技術を尊重した製品開発を進めました。
蒸留所ではスコットランドから輸入した蒸留器、欧米の有名蒸留所から譲り受けた貯蔵樽などを用いて年間900万瓶の生産能力を有するに至りました。
これら伝統醸造の精神を守る一方で、自動化された精密管制装置を採用し酒質の変化状況を常に監視するなど高度な科学技術を加える事で、一般のウイスキーと比較して高い純度と品質を誇る最高級のウイスキーを作る事に成功しました。
2016年にカバラン・ソリストシリーズの新顔として新たにボトリングされたカスクストレングス。
ポートパイプ熟成のノンチル、ノンカラーリング。
深みのある美しいレーズン色。気品に満ちたフローラルな香りにトロピカルフルーツの甘く、且つ奥行き、厚みのある余韻が続く。