トップクラスの畑から続くキードリッヒのグレーフェン ベルク山腹の畑。南西に面した畑は細かい粘板岩に黄土 とロームがミックスされた土壌。そのラインガウ地方で も屈指の区画から手摘みで収穫された極上リースリング を名門ロバート・ヴァイルの手腕で造りだすのが、この ワインです! [ロバート・ヴァイル・リースリング・トラディション 2013] 味わい的にはファインヘルプ(やや辛口)と名前をつけ ても良さそうですが、あえてこのキュヴェには’トラディ ション(伝統)’とつけているそうです。 骨太の力強いミネラル感や酸味、適度なボリューム感が あるラインガウのワインは、ほんのりと残糖感が残って いると全体的に柔らかく優しい味わいになります。 これがとにかく和食全般との相性がいいんです! 特におすすめは柔らかい和牛とのマリアージュ! 牛肉にも負けない強さも秘めながら、程よい残糖感は、 素材の甘さと柔らかく溶け込んでくれます。牛肉のしぐ れ煮など、みりんやお醤油などとのバランスもいいです。 その味わいたるや、 『とってもピュアで美しい印象。 白いお花やグレープフルーツなどの柑橘系のすっきりした 香りがいっぱいに広がります。 味わいも青りんごやグレープフルーツなどのフルーティで 豊かな酸味が味わいの土台にしっかりあって、凛とした 美しいミネラル感と優しい甘さのバランスが絶妙です。 凝縮感もあり、キメの細かい緻密な味わい。とろりと柔ら かく広がり、余韻も長く、気品ある印象。』 酸味がしっかりとしている2013年らしさがありますが、 決して酸味だけ突出しているわけではなく、非常に酸味と ミネラル感と甘さのバランスがとれています。 飲み飽きない、様々な食事に優しくそっとよりそう感じの 万能に使える1本。和食には絶対におすすめです。 このワインで、ロヴァート・ヴァイル独特の美しい世界感、 お手本のようなリースリングの特徴を味わっていただける はずです。 まさに銘醸のワイナリーらしいクオリティの高い上品なや や甘口のリースリングに仕上がっています。 是非お試しくださいませ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「歴代皇帝たちに愛されたワイン」 歴史は古く、1868年パリのソルボンヌ大学でドイツ学教 授をしていたドクター・R・ヴァイルによって、ドイツ 銘醸地、ラインガウ地域のキートリッヒ村に創設されま した。 中世以降の修道院を中心として発展したドイツワイン史 の中では比較的歴史の浅い醸造所ですが、創設後ほどな く一躍名声を博します。 時のドイツ皇帝ヴィルヘルムII世(在位1888~1918)が、 ヴァイルの産した1893年ものの「グレーフェンベルガー アウスレーゼ」をこよなく愛し、ドイツ文化史のテーブ ルを華やかに飾ったのです。その熱愛ぶりを物語るエピ ソードは数多く伝えられていますが、たとえば皇帝主催 の正餐会のメニューには、赤の最高峰であるシャトー・ ラフィットやラトゥール、ムートン等と並んで、白は必 ずヴァイルの名が記され、外遊の際にさえ、もてなす側 は皇帝の機嫌をそこねないよう、このワインの準備を怠 らなかったといいます。また、1900年にはオーストリア のフランツ=ヨーゼフI世の宮廷が、同じくヴァイルの 1893年産"グレーフェンベルガー アウスレーゼ"を一度 に800本、13,000金マルク(推定で約2,400万円)という 高値で買い上げた旨が記録に残されてもいます。ヴァイ ル伝説はこうして生まれたのです。 ロバート・ヴァイル醸造所にあるキートリッヒ村は、母 なる大河ライン右岸から2kmほど来たに奥まった丘陵地 にあり、河畔近くの銘醸村にくらべて寒冷とさえ言える 微気候が最大の特徴です。高貴品種リースリングからの ラインガウワインに、さらなる美しい酸味と果実の香り 高さという美質をもたらしてくれる土地柄です。 まさに「神に選ばれた土地」。 現在、4代目となる醸造所の当主のヴィルヘルム・ヴァ イル氏は幼い頃から醸造所で働き、伝統的な技を身につ けると同時に、ガイゼンハイム大学では最先端の科学を も身につけていて、世界のワイン・ジャーナリズムから ドイツを代表するトップ醸造家としての名声を獲得して います。ロバート・ヴァイル醸造所自体もドイツ最高の 醸造所としての名声を確立しつつあります。 彼によって「ラインガウでの新しい伝説」が生まれよう としています。 かつてロバート・ヴァイル醸造所のワインが皇帝たちの 寵愛をほとんど独り占めしていた頃、ラインガウワイン 全体もまたヨーロッパ最高の白ワインとして、輝かしい 名声の頂点に君臨していました。しかも、2つのまったく 異なる味わいの世界においてです。 そのひとつは、もちろん天の美禄ともいうべきドイツワ インならではの極上の甘口ワイン。そしてもうひとつは、 意外なことに力強い辛口ワインだったのです。長い熟成 を経てのちに花開く、そのコクのある辛口本来の味わい は、宮廷料理に理想的パートナーとして、つねに位置づ けられていたのでした。 新生ヴァイルでは、19世紀には天が微笑んだ特別な年に しかできなかったという傑出した辛口ワインを現代によ みがえらせるために、この分野では徹底的に最新の技術 を応用、伝統の現代的再生とそのブラッシュアップのた めに、あらゆる試みを展開、世界のワインファンの注目 を集める、見事な成果を収めています。 ドイツワイン評価紙[Gaut Millau 2010]の中でロバート ・ヴァイル醸造所が最高「5つ房」を獲得。「ワールド ・ベスト・ワイン・プロデューサーズ」に選ばれます。 その時のコメントの中で、 「ドイツの醸造所で【シャトーワイン】の品質をえるも のはごく僅かだが、ロバートヴァイルのワインがそれに 最も近い。この醸造所で実践されている哲学はフランス 南西部の高貴なシャトーワインで行われているものと似 ている。個性的な当主 ヴィルヘルム・ヴァイル氏はこ のエステートをドイツのリースリング文化における輝か しいシンボルに育てることに成功した。」 と語っています。 まさにドイツワインの象徴とも言うべき銘醸ワイナリー の別格リースリングをお楽しみ下さい! | |||||||||||||||||||||||||