■著者
松田聡
■内容紹介
傑作オペラ“フィガロの結婚”の成立時の姿に、作品の「内」と「外」の双方から迫り、台本作家ダ・ポンテと作曲家モーツァルトが、複雑で抜群の面白みをもつボーマルシェの喜劇をいかに巧みにオペラに移し変え、独特の演劇的世界を生みだしたかを、場面ごとに詳しく検証し、18世紀後半のウィーンにおけるオペラ上演をめぐる情勢の変化を踏まえ、モーツァルトがこの作品に曲をつけることになった経緯をたどり、当時の宮廷劇場の公演状況を視野に収めて新たな解釈を提示する。
■シリーズ名等
オペラのイコノロジー 5